コラム

BGMについて

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みなさんこんにちは。
すっかりご無沙汰をしてしまいました。
早いもので、年が変わってから早や3ヵ月が過ぎましたね。

大変遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願い致します。(遅!)

私事ですが、この間の冷え込みが厳しかった時、久しぶりに40度近い熱が出ました。
年齢がそこそこいってから高熱を出すと、ふしぶしが痛くなったり熱が下がってからもしばらく調子が悪かったりで、メンタルがやられますね⤵⤵。

高熱の後、副鼻腔炎(鼻水が緑色になって頭が痛くなるやつです(-“-))から扁桃炎と重なり、自分で見ても気持ち悪くなるくらい扁桃腺が巨大に腫れあがって、声が出なくなってしまいほぼ仕事にならず、職場の方々や利用者の皆さんに多大な迷惑をかけてしまいました。

免疫力と体力が着々と衰えていることを痛感しました。
本当に、日々の体調管理をしっかりしなければ、と身に染みて感じました。

無理しないで休息をとるようにしたり、栄養面への配慮や、体を冷やさない工夫、軽い運動なども大切ですね。

ところで、みなさんは、ドラマや映画はお好きでしょうか?
私は大好きです!????????
最近あまりゆっくり観る機会が少なくなりましたが、若い頃は古い洋画が特に好きで、結構観ていました。

今回は、「BGMの効果」についてお話させて頂きたいと思います。

ドラマや映画を観ていると、様々な場面で、その場にぴったり合ったBGMや挿入歌が流れますよね。しかも絶妙なタイミングで☆
世界的に有名な素晴らしい映画やドラマの名作の数々は、音楽が大変重要な役割を果たしています。
テーマ曲や主題歌を聴くと、自ずとその作品の様々な場面が浮かんできますよね!

BGMには感情を誘導する効果があり、これは「動作」「知覚」「記憶」「学習」「意思決定」など、ほぼ全ての行動に密に関係していると言われています。
音楽で変わる行動心理の一例として、「イメージ誘導効果」というものがあります。

例えば、自分が飲食店のオーナーになったとして・・。
お店の雰囲気を明るくしたり、高級感を出したり、楽しい雰囲気を作ったり、お店のイメージを決定するのにもBGMは重要です。
お客様のターゲットを絞るには「覚醒度」を意識することが大切だそうです。BGMの覚醒度が高いと気分が高揚し、覚醒度が低いとリラックス効果が高められます。
因みに、飲食店に適したBGM音楽として選ばれることが多いのは、「ボサノヴァ」や「ジャズ」などが圧倒的に多いそうです。

特徴として、①調性が曖昧(中世的)②音量の変化が少ない③声のメッセージ性が強くない等の特徴が挙げられます。
また、人の声は、男性で110~115Hz,女性で220~270Hzなので、飲食店で隣のお客さん同士の会話を聞こえなくさせる工夫を考えるなら、人の声と周波数の近い、ピアノの曲を流してマスキングするのもいいですね。

空間を音で埋めるという意識は、ブラインドで仕切るよりも美しく解決できるような気がします。
「イメージ誘導効果」と共にBGMの役割として重要な要素が「行動・感情誘導効果」です。音楽のテンポを変えると、歩く速さや食べる速さ、思考や行動の速さまでもが変化するそうです。

例えば衣料品店などで、アップテンポの曲が流れているお店って結構ありますよね。
あれは、お客様の「購買意欲」を刺激するのと共に、冷静な判断力や思考力を麻痺させる目的があるらしいです。
家に帰って冷静になって、「あーこれは・・いらなかったなー」なんて思うことが私はよくあります。BGMのせいだけではないかもしれませんが(笑)
でも気を付けないと、知らないうちに不要なものを買ってしまった、なんてことになり兼ねないですね????

確かに、運動会の時にずっとBGMとして流れていた音楽はアップテンポの曲が多かったなぁと思い出しました。競争心ややる気を奮い立たせるのには、やはりテンポが速めの、アクセントがはっきりした曲が合っているんでしょうね。
試しに運動会で、ずっとスローテンポなバラード調の曲を流していたらどうなるんでしょう?・・けだるい、ムーディーーな雰囲気の運動会になるのでしょうか(笑)

今では、仕事がはかどるBGMや、眠りを誘うBGMなど、多種多様なBGMがインターネットなどで自由に聴ける時代になりました。

毎日の風景の中に、ぴったり合ったBGMを探してみるのも楽しいかもしれませんね♪

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